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一つ前の投稿の「貝」なんですが、いちいち飛躍がヤバすぎて流石にキモかったのと、普通に日本語を間違えていたりしたので修正しました、4000字だったのが5300字になりました 11ページ目からページ数の表示がバグっていますが気にしないでください この記事の最後に僕の「こういうつもり」が殴り書きにされています 蛇足だったかもしれないです よろしくお願いします

 

 

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テクい文章が書きたかっただけです、結果的にテクってしまって時生の内面を書かなさすぎたせいで、自分でもどういうつもりで書いたのか定かではない部分がありますが、いちおう人称と事実と比喩は全ての文で意識しました。

 

時生は僕ではありませんが、知覚はある程度僕のものを与えていて、で僕よりもずっと美形でめちゃくちゃ顔が良くて、そのかわり僕より頭が良くなくて、かなりせっかちでまあまあ抜けてて怠惰な、準芸術家のつもりで書きました 書きやすかったです 芸術の特別な才能は与えませんでした、顔がめちゃくちゃいいのでそれで終わりです ただ鼻は効くし目もある程度いいらしい、まあそれも海のおかげという風に匂わせたりしてますが... 素で何か良いとすれば耳くらいですかね、絵に関係なくて気の毒ですね、一応音も意識して書きました 「砂浜を打つ水のうち、それだけがリズムを持たなかった。」とその前後の文は一番気に入ってる文かもしれないです 味覚は出てこないですね、主観すぎてうまくかけませんでした そういう主観が廃されるニュアンスは、一方で確実に積み重ねられて文章全体にダウナーな印象を与えています、この手法を取る場合は情景描写と直喩がキモで、三人称が短く強い言葉を断言するパターンはできる限り搾らないと意味を成しません、慣れればパズルのように書けますが、オチに困ると人が死ぬことになります

 

舞台は地元です ピオーネは葡萄の種類です

月はカレンダーです、文字数の都合で光関係はほぼ灯台に丸投げして終わりました、そのかわりに地の文で唯一はっきりリアリティを与えて、それ以外を意図的にぼやかしています 明子/時生はぼんやりと光/闇が意識されていて、キモいところで絶妙に混ざり合っています それは後述します

 

ある意味で、自分の中の何かをこれぐらいパッケージ化しないと耐えられないのかもしれない、と思いたくなります、その上で、だとしたらそれって文学じゃない?とも思わんでもない(だとしたら多分自分がそう思いたいだけ)ですが、一方で、文中で油画や時生やピオーネが辿った結末もやっぱりなんとなくリアルに意識されますね 僕は双極性障害を患っています こんにちは

ある意味一番書きたかったのは明子のことかもしれないですね、本当に文中に書いてあるだけのそのままの人なんですが、、

明子は殆ど浮き彫りでからっぽにして書いたつもりなんですが、会話で「ガチアホ」としても書きました でも僕が思う「美」を意識しました、時生と明子の美は別物なので噛み合いません、時生は明子と貝合わせではなかったということです、あと明子はずっと「雨」で、時生はずっと「海」です、だから一応テクとして雨の日に入水というわけなんですが、で実際入水して死んでるので、一応時生も無意識にそれは理解してるっぽいですが、明言はしませんし、書かれる場合は、成り立たないことなので、幸せなようには書かれません 事実としては本当に、絵の一枚も完成させずに、顔だけめちゃくちゃ良い19歳の浪人生♂がある日突然ただ自殺しただけです、キモい 小説書けって言われて美大浪人生が自殺する話書く奴があるか あと雨で言うと最後の入水のとこに「雨は禊のように降った」って書いてたんですが、迷って消しました、雨に肩入れしすぎだと思ったし、その禊で時生が何か許されてたら嫌なので

素朴で無知がいちばん美しい!

斜めで小賢しいのは醜い!

でも輪郭の並びが美に恵まれていれば、現象として美が醜の方へ近寄ってしまうことが事実としてあって、でやっぱり19歳で天然の圧倒を地元で2回は多いと思う、顔がいいからとは書いてないけど ここでは醜の側の問題で、結果として醜の自殺を誘発してしまったし、事実ベースでは穴の空いた貝殻だけが無言で明子に渡っています、怖い 水死体はえぐいらしいので葬式でも棺は閉じられてたと思います、ピオーネが腐るまで死体見つかってないし 明子は「ありがとう」「じゃあ」が、本当に時生の顔を見た最後です 

主人公が時生で、彼がせっかちなので、全体的にテンポは早いです、それは冒頭の「今が際のように」で自殺の伏線も含めて書いたつもりです 遠い海とかいろいろ書いてスケール感を出してチャカチャカ感を消そうとしてますが、逆にそれで目がチカチカするということになっているかもしれない

明子はかなり馬鹿で、会話も要領を得ないし、そのくせ無意識に憂いとエロスをごっちゃにして、いそいそと時生に会いに来ます、まあ田舎の休日が本当にすることがないのはそうなんですが... この話が時生の転居後なのは、単純に時生が美大浪人生という、どう考えても憂うしかないステータスになったからです、明記してませんが、高校以前より今の方がかなり会う頻度が上がっているというつもりで書いてます、時生と明子で方言の感じがちょっと違うのはそれです、まだ卒業してから数ヶ月で、それ以前は学校でたまに話すぐらいのただの幼馴染でした 幼馴染だけど成長してやや疎遠のパターンのつもりで書きました 明子が時生をずっと好きだったのか、何かきっかけがあったのか、それは書いてないですしわからないです ここは会話文を活かして、ストレートに言葉がすり合わされてない感→憂いとエロス、みたいなキモい示唆をしています あと僕は2人の関係に名前は付けません、あえて言うなら「幼馴染」です 「時生はもう一口齧った。明子は満足した。」をスケベに解釈することもできそうだし、「どのみち17時やわ」「ほな平日もおいでよ」(=いつも会うのは夜)という会話も書いたり、明子は首を後ろに振りながら「今日はァ、ほら」と言ってさっさと帰ろうとします まあセックスはしててもしてなくてもあんまり変わらないかなとは思ってます

明子は時生よりも頭が良くないので、逆にあれこれ考えたりせず(できない)、将来誰かと平気で結婚したりすると思います、同僚とか でも時生が死ぬきっかけを作ったのは明子で、穴の空いた貝殻だけは手元にあるわけで、それは事実です その辺ももう少し書こうかなと思ったんですがダサくしか書けなかったので切りました この話の主人公は時生です、居なくなれば3行で話が終わります、それをどうもっていくかというのがテクなのでした、ふう

貝合わせで言うと、油画と貝殻は、時生にとっては本当に貝合わせの美を実現したんだろうと思うし、時生を真に満足させました、その契機が明子とピオーネで結果が自殺というのがキモいんですが... あとまあやっぱり「未完」なので、その美は本当に時生だけのものです、それが「その程度」なのか、さては本当の「真の美」だったのか、時生がそこまで全部理解したかどうかは書きませんでした

冬の朝に圧倒されたのと同じように、貝殻を拾ったシーンは「圧倒」です、海に突っ立って動けなくなってるので なんとなく純粋経験のようなものが意識されていそうですが、そこは自分でも微妙です あと若干違いますが「次の動作」とか「間も無く」とかの時間スキップ系も多分そのノリです、その直前の経験を「書けないもの」としてスキップしてるつもりなんだと思います 後半によく出てきます

でもその圧倒の最中に、その美しい貝を「明子に見せよう」と思うらしい 一方で「明子の髪飾りにでもなる方がまだよい」はちょっと酷い認知だとは思うし、結局明子は一回も優先されてないです 風は明子を先に撫でたみたいですが 

貝殻は、そもそも冬の朝の衝撃がまだ油画としても感情としても消化できていない(地の文で「純然たる動機」と書いてしまえる)のに、スケッチの締め切りを次会うまで、にして、さらに結局明子が翌日想定外に来てしまったので、時生は整理が勿論間に合わず、最後までそれを扱い損ねてしまったので、時生は海に取り込まれて死んだということでもあります あと普通に、林檎のシーンで明子の心に落ちた影はその場で解決してないので、一応それが罪です まあ時生は絵の才能無いし、あんまり明子をいじめないでほしい 油絵具を作るのが19の初夏にわりと手練れているのに美大落ちてますからね、もうそれはセンスで落ちてると思う 逆に事実が「未完」なのは優しさだと思って欲しい 非才が露呈するのはかわいそうだから なので遺書は書かせませんでした だから貝殻は最後に明子に渡るために予めあげる約束をする必要がありました さて、時生を殺したのは誰なのでしょう

ある意味では時生自身が自分の内の真の美と貝合わせになったとも取れると思います、自殺を究極の自傷行為&自慰行為だとするとなんとなく頷けるかもです いずれにせよ「美談」を書いたつもりではないです、自殺に意味を持たせて美談で正当化するのはナウくないので でも変な教訓を埋め込んだつもりもないです、「10日間のうちにある四国の田舎で起こった出来事」を、テーマ「貝」から連想したものを直喩したり暗喩したり浮き彫りにして解釈で読み取れるようにしつつ、人称をあれこれいじったりテクったりしながら、ただ記述しただけ、のつもりです、、フィクションですので時生や明子は僕や僕の周囲とは全く無関係です 

自分でも良くわかってないので、読めるならどう読んでも良いと思います

「貝合わせ」→「逢瀬」、「美」、「無欠」、「輪郭」みたいなものは意識されています

書く上では、一応メインは人称の訓練でした、間違ってたら誰かどうか教えてください 3人称が1人称や情景と変なテクさで溶け合って、少ない文字数で大仕事をしようとした結果、結局「いや、俺がキモいんだわこれ」になってるのがキモいんだろうなとは思います 序盤の「月明かりで影ができるのだが」とかはそういう試みの結果出てきた文で、そういうのが何個かあったり、あと「ように」で書いた直喩は(ミスってなければ)それは全部完全に僕が書いた三人称です 「中二病の最先端」って言われたことならあります 最近読んでいる本は論考です これ何人称? 

 

あ、あと、貝殻の削りカスを赤に溶かすシーンは覚醒剤の暗喩でも大丈夫です、その場合は、血に溶けた覚醒剤が注射で血管に入る瞬間が、太陽が赤く塗られた瞬間です まあそうなるといろいろ変わってきますが、、全体的に身体や感覚器官を情景と同じように書こうとしたので、感情や脳そのもの、みたいなものが「人称」の効果みたいなものでぼんやり読み手に意識されてて、結果的に「ドラッグで死んだ芸術家の卵の話」で読んじゃっても案外お手軽にアングラでいいかもしれない、みたいな感じかもです、実際書いた直後(これもうシャブじゃね?死ぬほど満足してるし)になったので 実は本当にそうなのかもしれないです そんなつもりではないけど まあでもこれは結局最終的には同じことかなと思います それも可能だと僕は思うというだけです

 

 

ある意味ではこの散文は、この解説も含めて全部僕の自傷行為かもしれません、時生は「じしょう」と読めます

時生も明子も、名前はそれぞれスッと決まりました

あとこの部分は殴り書きなので絶対に漏れがあります 

全文に「こういうつもり」が一応あるので、何かあれば聞いてください

 

以上です 長々と失礼しました

誰か感想とか書いてくださったら嬉しいです

 

そもそも小説として成立していないという場合はどうか勘弁してください、小説の書き方教えてください、、

 

ウチの冷蔵庫は何故か温度を激低にすることができ、そのモードで魔剤をキンキンに冷やそうとしたら、凍っていた。

諸兄には既に聞き飽きた話題かと思うけれども、それしか話すことがないのでコロナの話をします。

 

僕のような陰キャ大学生でも、外に出てはいけない状況だとか、返信が遅い言い訳が作りにくい状況だとか、燃えるギャンブルが殆ど無いというような状況には流石に堪える。

 

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家にいる時間が増え、洗濯物は減ったけれど、やはり煙草の本数は増えた。それならば一服にかこつけてコンビニまで散歩すればいいものの、ここで生来の出不精が祟り、半ば寝煙草の様相で紫煙をくゆらせてしまう。

 

しかしそうやって文字通り二の足を踏んでいるうちに、一昨日から、最寄りのコンビニの灰皿が「感染拡大防止」という理由で撤去されてしまった。

 

生来の出不精でも、やはり外で吸う煙草は好きだ。特に昨今に嗅ぐようなペトリコールは、羽織った煙草の残り香を雪いでくれるようで、梅雨のあとさきには随分と心を癒されるものだった。ところがその脚地が撤去されてしまっては、どうも楽しみを取り上げられたような気持ちになる。今年はあの、潤んだ地面を駆けるトパーズ色の風には、簡単に出会わせてはくれなそうだ。悲しいネ。

 

 

煙草の話をすれば簡単にエモっぽい文章が書けるから味を占めたというわけではないです。

 

みんな豆買ってネ〜

 

 

 

 

 

扁平足

バイト先のチーフが肺気胸で入院していたので、彼の代わりにGWはたくさん働きました。楽しいから良いのですが、僕は扁平足なので9時間立ちっぱなしが5日も続くと踵と膝が非常に痛いのです...インソールを入れるか迷いましたが、当方金欠につき...

 

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このごろ珈琲のあれこれが忙しくなってきてしまった。とはいえ地に足をつけて前進しているわけでもない。未練がましく大学にしがみついたままでは、並の用事も多忙のファクターになる。かといって、辞めることもできない。親譲りの無鉄砲で....が許されるのは親譲りの金がある場合に限られる。もちろん、覚悟と無鉄砲の違いは踏まえた上での話だが...。まあどうであれ、一服する余裕があるうちは取るに足らない悩みか。

そうこうしているうちに気温は30度を超えてしまった。巡る季節は思い切りが良い、私もそれくらいカラッと生きたい。なんて、薄雲を汚しながら...

 

ユーロ円

50ユーロ無事返ってきたんですけど、3800円しか入金されてなかった.....暴落したんですかね、ビットコインみたいに

 

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鴨川の河川敷に桜が咲いた。しかし頬を撫でる薫風は、まだ冬と手を繋いでいたいらしい。ただ煙草の残り香を羽織って歩くにはちょうどいい、切っ先から落ちる灰はさながら、暖冬を皮肉るなごり雪といったところか。

コンビニのいつもの灰皿の前からは、ちょうど桜が見えない。