諸兄には既に聞き飽きた話題かと思うけれども、それしか話すことがないのでコロナの話をします。
僕のような陰キャ大学生でも、外に出てはいけない状況だとか、返信が遅い言い訳が作りにくい状況だとか、燃えるギャンブルが殆ど無いというような状況には流石に堪える。
家にいる時間が増え、洗濯物は減ったけれど、やはり煙草の本数は増えた。それならば一服にかこつけてコンビニまで散歩すればいいものの、ここで生来の出不精が祟り、半ば寝煙草の様相で紫煙をくゆらせてしまう。
しかしそうやって文字通り二の足を踏んでいるうちに、一昨日から、最寄りのコンビニの灰皿が「感染拡大防止」という理由で撤去されてしまった。
生来の出不精でも、やはり外で吸う煙草は好きだ。特に昨今に嗅ぐようなペトリコールは、羽織った煙草の残り香を雪いでくれるようで、梅雨のあとさきには随分と心を癒されるものだった。ところがその脚地が撤去されてしまっては、どうも楽しみを取り上げられたような気持ちになる。今年はあの、潤んだ地面を駆けるトパーズ色の風には、簡単に出会わせてはくれなそうだ。悲しいネ。
煙草の話をすれば簡単にエモっぽい文章が書けるから味を占めたというわけではないです。
みんな豆買ってネ〜